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俺は両耳を前方に突き出すと、そこに巨大な氷の刃を造り出した。そしてそれをVAVA目掛けて射ち放つ! イナラビッタ「くたばりやがれぇぇーー!!!!」 ズドォォォン! 氷の刃は真っ直ぐに飛んでいって壁に激突した。VAVAはどうなった!? VAVA「所詮は氷属性か…」 イナラビッタ「上!?」 VAVA「ペンギーゴよりかはマシだったぜ。じゃーな」 VAVAのショルダーキャノンが光を放つ。ヤバい! イナラビッタ「うわーーーっ!!!!」 ドオオオオン!!! ◆ イナラビッタ「……」 イナラビッタ「あ、あれ?」 眩い光に包まれたと思ったが、俺はまだ生きていた。 ジュノ「間に合ってよかったです」 イナラビッタ「おまえ…!」 目の前に、いつも通りの笑顔を浮かべたジュノがいた。本当に俺を助けたのか…。 ジュノ「いやはや、よくペラペラと過去の出来事を喋ってくれました。おかげで説明する手間が省けましたよ」 イナラビッタ「は?」 ジュノ「何しろ、今まで思わせ振りな言動をたくさんしてしまいましたからね。出会い頭に射たれたくなかったので、よかったです」 イナラビッタ「……」 俺、こんなのに借りを作っちゃったのか…。
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