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「ボーラの野郎手ぇ抜きやがって! こんなガキどもに封印の鍵取られただとぉ!?」 地響きをたてて現れたのは、2メートル以上の巨体を持つ、黒いアーマーで全身を固めた男の人だった。 アイラ「ボーラって、マンダ島の遺跡に出てきた忍者の空賊の人のこと!?」 ロック「ということは、あなたはBBブラザーズ!」 バンコスカス「その通り! 俺はBBブラザーズの片割れ、バンコスカス!」 バンコスカス「空賊生活19年! 御歳40の大ベテラン! だが体が動くうちは真面目に働く! それが信条だ!」 ロック「え、エネルギッシュな人だなぁ…」 アイラ「空賊に真面目に働かれたら迷惑なんだけど!」 バンコスカス「おまえらはそうだろうな。だが、俺たちには俺たちの生き方ってもんがあるんだよ!」 バンコスカス「相手が誰であろうと、手加減なんかしねえ! 覚悟しろい! オラオラオラオラオラオラー!!」 バンコスカスは僕たちに向かってバスターを連射してきた。 ロック「やるしかないみたいだな……アイラちゃん、行くよ!」 アイラ「うん!」 僕たちはバンコスカスの攻撃をかわしつつ反撃する。バンコスカスはこちらの攻撃を避けるようなことはせず、ずっと部屋の中心に陣取っている。 バンコスカス「痒い痒い!」 アイラ「何が?」 ロック「効いてないっていう意味だよ、アイラちゃん」 どうやら、見た目通りの頑丈さの持ち主みたいだ。
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