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胸糞 SCP第三弾 SCP-1955-JP - やさしい子 SCP-1955-JPは絶滅種として知られるニホンオオカミの姿をとる実体です。高い生命力や薬剤に対する耐性、また限定的な空間転移能力を所有しています SCP-1955-JP-AはSCP-1955-JPが首に下げている麻製のポーチです。SCP-1955-JPは困窮もしくは逼迫した状態の人物の下へ転移し、その状況に合わせた物品をこの中から取り出します。そしてその行為に対して賞賛や感謝の言葉を受け取るとその場から消失します 現在確保しているSCP-1955-JPは当初の目撃者の証言や写真と大きく異なり、非常に凶暴かつ敵対的です。発見された際、オブジェクトは全身に重度の火傷を負っており、表皮の一部の炭化や組織の壊死、それによる創面への感染症を表していました。表皮の付着物として灯油が検出され、人為的に損傷を受けたことが推測されています 実体への駆除要請を行った男性を調べた所、彼とその仲間によるSCP-1955-JPに対する集団的な加虐の様子の映像・写真データが彼らの情報端末に保存されていました。男性は野犬駆除のための正当な行為だと主張しましたが、過去の通信履歴から以前より野良猫や小動物を対象に同様の行為を繰り返していたことが判明しています この子を、そちらにお送りします。 みなさんの元で一緒に暮らし、お役にたつのが夢なのです。 心やさしい子ですから、みなさんのために精一杯 きっとがんばってくれるはずです。 どうか、よろしくお願いします。 酩酊街より 愛をこめて
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