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キモトマの街に到着したら、いつものようにデータくんが先回りしていた。何時の間に…。 ロック「うん、うん、わかった。ありがとう、データ」 データ「ウッキー!」 猿のデータくんと会話を成立させるロックのお兄ちゃん。他の動物の言葉もわかるんだって。いいなぁ、楽しそうで。 VAVA「何だって?」 ロック「街をいくつかのエリアに区切って、扉に鍵をかけてるんだって」 ロック「それから、ティーゼルは遺跡の入り口に陣取ってるみたいだよ」 VAVA「そうか…」 アイラ「どうするの?」 VAVA「わざわざ出迎えてくれるんだ、それに応えようじゃないか」 ロック「あ、あのー、言いそびれちゃったんだけど…」 VAVA「何だ」 ロック「トロンちゃんとボンくんが、もう遺跡の中に入ってるって」 VAVA「障害を排除することには変わりない。行くぞ」 私たちはキモトマの街を解放するために(VAVAさんは戦いを楽しむために)進撃を開始した。 敵の戦車や機関砲が火を吹き、小さな蟹型の機雷が爆発して、コブンたちが爆弾を放り投げる。 VAVA「クハハハハッ!」 だから、一番街を破壊しているのはVAVAさんじゃないのかなと感じるのは、きっと気のせい。
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