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第368ねこ「無口とガールズトーク」 ※以下の会話文は、どちらの四ボスも実際には声を発していません。 甘味処「三千大千世界」 サグメ「お待たせ」 マイ「うん、待ちました」 サグメ「茶化すな」 マイ「私って腹黒なの。知らなかった?」 サグメ「知ってるけど、それは自分で言うことではない」 マイ「まあいいじゃん」 マイ「ところで、月の方は大丈夫? 夢子姉さんから紅魔館のみんなが移住したって聞いたんだけど」 サグメ「その件なら大丈夫だ。紅魔館が完成したから、彼らはもうすぐ月から去る」 マイ「そうなんだ。帰ったら夢子姉さんに教えてあげようっと」 サグメ「まあ、彼らの移住に反対していたのは、頭の硬い上層部と依姫ぐらいなものなんだが」 マイ「そうなんだ」 サグメ「…ところで、Sariel様は元気だろうか」 マイ「Sarielさん? 別に普通」 サグメ「そうか」 マイ「ねえ、本当にあのSarielさんが元月の支配者なの?」 サグメ「そうだ」 マイ「ふーん」 マイ「実は私ってさ、Sarielさんの外見をベースに造られてるんだ」 サグメ「ああ、道理で…」 サグメ「中身は似なかったんだな」 マイ「うっさい」 テレサ「…なあ、あそこの客、一言も喋ってないのに妙に楽しそうなんだが」 ナツメ「店の雰囲気を楽しんでるんじゃない?」 第368ねこ「無口とガールズトーク」完
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