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「あらあら……いけない坊やね」 VAVA「ん?」 シュピン、という音とともに姿を現したのは、つり目の人物だった。白いぴったりした服装にマント…。 ティーゼル『何だおめえ!?』 ロック「あの服装、イナラビッタに似てる…」 アイラ「っていうことは、レプリロイド!?」 「察しが良くて助かるわ」 そいつは、しなをつくって髪をかきあげる。 フォクスター「私の名前はキュービット・フォクスター。ロックマン・ジュノが現代に甦らせたレプリロイドが一体よ」 ティーゼル『おめえが助っ人か! もっと早く来れなかったのかよ!』 フォクスター「ごめんなさいねぇ。もう一人と、どっちが先に行くかで揉めてたから」 フォクスターの体から、ぴかっ、と光が放たれた。イナラビッタと同じく、レプリロイドとしての姿に変身するのだろう。 さて、何が出るかな…? フォクスター「おーっほっほっほっ!」 アイラ「きつねさんだー!」 VAVA「ニワトリのおっさん、子ウサギときて、次はカマギツネか。ジュノのやつも悪趣味だな」 ギシッ VAVA「ん?」 アイラ「VAVAさん? カマギツネって…?」 VAVA「あいつ以外に誰がいるんだ」 俺はフォクスターを指差してはっきりとそう言う。すると、 『ゑゑ!?』 ロックとアイラとティーゼルが、ミュラーみたいな声を出して驚いた。何処から出たんだそんな声。 フォクスター「よくわかったわねぇ。初見で気づくなんて珍しい」 VAVA「男の声で女の口調で喋ってんだ。オカマと言わずしてなんと言う」 ロック「男の人の声に聞こえた?」 アイラ「ううん…」
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