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徐々に加速するストローク。 そのサウンドはうねりとなり聴衆を夢中にさせた。 新曲、いや、神曲となるであろうウタの誕生に、歴史の証人となったことに対する歓びに、人々は酔いしれていた。 Zの勢いは止まらない。 彼独自のピッキングスタイルは今や「Zピッキング」として教則本にも載っているくらいのオリジナル奏法だ。 いよいよ曲も終盤に差し掛かったキメのパート。その刹那… 「チッチッチダンダンダダダン!」 リズム。 そうこれがリズムだ。 どこからともなく現れたその男はビートを刻みながらこう呟いた 「青春のばかやろう…」
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