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三人はサーペントへの同時射撃攻撃を行う。 粒子が直撃して小規模な爆発を起こす。 「まだまだ行きますよ!」 絶えず攻撃。 何度も撃たれてサーペントの体節が破損して落下していく。 「やった! 破壊したっ!」 「喜ぶのは早いよ、サーペントは体節が多いほど手強い相手なんだから……」 「今回のサーペントの体節は二十……今まで遭遇した中でも一番多いです」 「体節が多ければ、砲台の数も多くなって攻撃も激しくなるんだよ。アクトレスになった時に説明受けてたでしょ」 「そんなのわかってるよ。何度も戦ってるんだから〜」 と、会話をしながらサーペントに攻撃する三人。 だが、その時……サーペントが急旋回をして、各部の砲台の先端が光った。 「攻撃がきます!」 楓が攻撃の呼び動作に気がついた。 サーペントの砲台から一斉に粒子が放出される。 「うわっ! 数が多い!」 「くっ……!」 攻撃の手を止めて三人は高速で飛んでくる追尾レーザーを回避していく。 空を泳ぎながら砲撃するサーペントの姿はさながら戦艦のようだった。 降り注ぐ粒子の雨で周囲の建物に被害が出ていく。
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