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ブヨン ブヨン リンブルメンジは部屋に入ってきた僕たちを確認すると、頭部を上昇させた。それにともない、液体も一部が浮いていく。 限界まで上昇した頭部は一気に落下し、液体も大きく床に広がった。僕たちはそれをジャンプで回避する。 リンブルメンジは僕たちに向かって来る。一斉に迎え撃とうとするけど…。 アイラ「効かないみたいだよ!」 VAVA「頭部が弱点じゃないのか!?」 ロック「とにかく、一度逃げよう!」 こちらからの攻撃をものともせずに、向かってくるリンブルメンジ。とりあえず液体に触れてもダメージがありそうなので僕たちは全力で逃げた。 ヴォン アイラ「あれ? 上に足場が…」 ロール『みんな、早くそれに乗って!』 気がつくとリンブルメンジは部屋の中央に移動しており、こちらを見ながら小刻みに震えている。 …明らかに何かするつもりだ…! ブヨン 僕たちが上空の足場に移動したのと、リンブルメンジが液体ごと跳ねたのは同時だった。 リンブルメンジが床に着地すると、床は強い冷気に包まれる。あれに触れたら、例えアーマーを装着していてもただじゃすまないだろう。 アイラ「間に合ってよかったね…」 VAVA「そうでもないぞ、次がくる!」 アイラ「えっ!?」 リンブルメンジは再び頭部を持ち上げると、極彩色の液体を巨大な球形にして僕たちに向かって何個も飛ばしてきた。あんなのが当たったら床に落ちてしまう。絶対によけないと!
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