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ボッ! ロック「はっ!?」 VAVA「っとぉ!」 ズドンッ! 俺たちは空から降ってきたエネルギー弾を回避した。どうやらここにもリーバードはいるらしい…。 ロック「…え?」 と、見上げて攻撃した相手を確認して、驚いた。 緑色のボディアーマー、右肩のショルダー・キャノン、そして眼前にT字の穴が空いたヘルメット。 VAVA「俺…!?」 VAVA. X「クハーッハッハッハッ! そうだよ、俺だ、VAVAだ!」 ロック「VAVAさんが、二人!? 何で!?」 両足と背中のジェット噴射で空を飛んでいる。カラーリングといい、完全にボバ・フェットじゃねえか…。 VAVA.X「そっちの俺は、シグマが最初の反乱を起こした時の俺だ」 VAVA.X「そして俺は、シグマが七度目の復活を果たした時の俺…」 ロック「ど、どういうこと?」 VAVA「…どうやらシグマの反乱は、俺が予想していた以上に長く続いていたらしい」 VAVA「その戦乱の中で、俺も破壊と復活を繰り返していたんだろう」 VAVA.X「その通りだ。俺は四回目だぜ」 ロック「四回!?」 VAVA.X「何を驚く必要がある? 俺たちはレプリロイド、資材と技術さえあればいくらでも代用品は造れる。それはつまり、俺が複数いるということでもある」 VAVA「なるほど。俺が復活したのなら、別のボディを持つ別の俺が復活してもおかしくないというわけか」 俺が特に理由も無くカトルオックス島の地下遺跡で復活したように、こいつも特に理由も無くここで復活したのだろう。
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