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【第2章 国の崩壊】 ???『な、なんだ、何が起きたんだ!?』 しばらくして立ち上がり、あたりを見回す。すると、ジャポランド方面に煙と炎が! ???『おいおい、こりゃ嘘だろ、どういうことだよ!?』 しばらくして駆けつけるとあたりいちめんには倒れ、血を流してる人々...風圧による建物の崩壊...大穴が開いてると共に燃え上がる王宮...そう、その光景こそジャポランドの崩壊そのものである ???『チィッ、誰がこんな真似を...この国は唯一平和で自由な...国だったってのに...何処ぞの奴が攻め入った...』 それを突き止めようと隕石(?)が落ちた王宮に駆けつける。中は王の間へ通ずる道以降穴が開いて行けなくなっており ???『これか...』 隕石というより、黒い塊のようにも見えるそれに近づこうとして見る ???『チッ、熱くてこれ以上は無理だな...ん...?』 何かに気づく。そう、王が唯一使ってた剣、そしてその横に王の遺体...すなわち、誰かに殺られたと言えよう。 ???『...くっそぉぉぉっ!』 国の崩壊と突きつけられる絶望、国の再建は王なしでは無理と悟った自分...だが...何処からか声がする (その剣を取れ) ???『誰だ、何処に居る。』 (剣を、取るのだ若造。) ???『わーったよ...』 渋々と突き刺さってる剣を握り、引き抜く。すると、剣が眩しく光り。刺さってたものとは違う形...いや、まるで封印が解かれたかのような感じで。 ???『なんだ...これは...』 (フォフォ、神剣ラグネルの真の姿じゃ...それを手にし...ジャポランドを、世界の平和を作るのじゃ...儂は先に逝くが...若ぞ...いや、紫苑よ...来るでないぞ...) 紫苑『お、王...聞こえなくなったな...』 こうして、紫苑と呼ばれた若者の長き旅が始まるのであった。
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