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おはよう 今日も1日が始まる 相当ギリギリな採択 朝が苦手なキミと 寝起きのにやけたニート キミのために作る朝食 キミの箸は進まず少食 ボクは片手間に洗濯機を手配 見送る背中に選択肢の気配 洗濯物を干して掃除機をかける 昨日の自分の葬式をあげる ここからはボクの時間 世間と自分 問う距離感 近すぎるのはしんどいけど 遠すぎてもだめなんだ 言い訳が虚しく響くけど これがボクだから 歪でも 愛や夢より現実を見てる 日々を浄化しながら戦術を秘める おかえり 明るくて暖かな部屋に 充満する浅はかな願い これ見よがしにキミを労い 溜め息を減らす意味と正解 夕飯も箸の進まないキミを横目に 乾いた洗濯物から感じる木漏れ日 風呂あがりの香りが誘惑するが到底 許されることなく堪える小生 せめてもゆっくり眠れる想定 紳士に努めて企む光景 うっすらと感じる予感を書き消し 振り絞り巡らす五感の再生 ボクができる精一杯をキミに そう これが ボクの 限界 おやすみ
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