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ノートから路傍に零した 文字と血と信念 胸の灯火を詩と韻へと昇華しきれず 吐ききらぬ言霊は脳に留まり 産まれる時を、日の目を浴びる時を願う そのまま想いは綻び、本心も見えなくなった 「もしも独りでこの淀みを消化できたなら」 一滴。一滴。そして、また一滴。 衝動が跋扈し、やがて、堰き止めることのできぬ大河に変わる その奔流を、妄執を、放つ場も時も示し、受けとめてくれたのがポータルの 輩。その恩義、叙情詩に変えて書き綴ろう 矛先にいる者。「その名はゴオウイン」 「ビートの上ならなんでもできる」 「ゴオウインならなんにでもなれる」 傲岸不遜なその論 サンクラから響くその音 その才 講釈を垂れずとも嫉妬の二文字 暗愚な俺にもわかる非凡の匂い 鼓膜の奥、聴覚に刻まれる その韻律 一層 胸の灯火 強く気焔をあげる 「なんでもできなくていい」 「なんにでもなれなくていい」 ただ一つ、たった一つ、この衝動を、この爪痕を白紙の上に残すことができるなら それが唯一の存在証明 記名の必要なバースなど論外の表現 見ただけでわかる この名 詩の上に築く己が城 網膜に刻み込むこのウォークライ 創生の1バース 「俺は俺でしか無い」 望むは己が才の肯定 さぁ、語謳*。お前のレゾンデートルはどこにある?
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