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フーカ「違うもん、違うもん。死んでないもん、生きてるもん」フルフル 晃「ちょっと言い過ぎてしまいましたかね?」 八牧「15以上ならもう大人だ。現実は受け止めなければならん」 優樹「八牧さん、たぶんそれ江戸時代の考え方ですよ」 ラハール「おいフーカ、ヴァルバトーゼはどこだ? 話があるんだ」 フーカ「…ヴァルっちだったらフェンリッちと一緒にでかけたっきり帰ってこないわよ」 ラハール「何っ!? 何故だ!」 フーカ「プリニーが一匹逃げちゃったのよ。それで探しに行った」 ラハール「どんなプリニーだ! 俺様も探す!」 晃「探すってどうやってですか。見分けつくんですか?」 ラハール「教育施設から逃げ出すようなプリニーは、生前の面影を強く残した我の強い個体だ。フーカを見ればわかるだろ」 優樹「え、あなたプリニーなの?」 フーカ「ちっがーうわよ! 私はペンギンの形をした牛革を被った罪人の魂なんかじゃないんだから!」 八牧「なぜプリニーを探す必要がある。ヴァルバトーゼとかいうやつを、引っ張ってくればいいだろう」 ラハール「ヴァルバトーゼは約束は絶対に守ることを心情としている。プリニー教育係として、逃げたプリニーを見つけるまで絶対に帰ってこない」 ラハール「だったら俺様がそのプリニーを見つけて、捕まえた方が手っ取り早い。フーカ、そのプリニーの特徴は?」 フーカ「ちょっと赤っぽい茶色の体をしていたわ。あと『僕をおまえたちみたいな化け物と一緒にするな!』とか言ってた」 優樹「うわぁ、高橋くんだぁ」ゲンナリ ラハール「やっぱりおまえの知り合いがいたか…」
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