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「あおばがあんな事をしてるのか、その理由を聞き出すには……あおいちゃんを倒さないといけない。今のあおばに直接話をしてもまともに話をしてくれないだろうから」 そこで一旦あかねは吐息を吐き出す。 「本当なら自分が大会に出て戦えばいいんだけど、まだガンプラファイトへの恐怖が拭えない私じゃ……出場するのもままならない」 「だったら、あかりが頑張らなきゃ!」 あかりはベッドから立ち上がってあかねの前に移動して、笑いかける。 「自分で戦わないのは、あおばお姉ちゃんも一緒だよ。だからお姉ちゃんが気にする事じゃない……あかり頑張るから、頑張って強くなって青山さんを倒すよ。お姉ちゃんとあおばお姉ちゃんを仲直りさせる為に……」 「……あかり」 あかねは立ち上がり、あかりの身体に手を回し抱き締める。
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