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翌日 ハル「ええ!? さやかお姉ちゃん、大丈夫だったの!?」 ほむら「ええ。しっかり廃工場から助け出したわ」ファサッ ハル「よかったぁ…」ホ… ほむら「それで、ハル。頼みたいことがあるのだけれど」 ハル「なに?」 ほむら「今日、上条恭介のお見舞いに行くの。一緒に来てもらえないかしら」 ハル「上条恭介?」 ほむら「クラスメートなの。事故にあって、入院しているわ」 ハル「もしかして、昨日まどかお姉ちゃんたちが会おうとした人?」 ほむら「ええ」 ハル「どうしてわたしも一緒がいいの?」 ほむら「…彼、事故のせいで手が動かなくなっているのよ」 ハル「!」 ほむら「隻腕のあなたなら、彼を励ますことができるかもしれない――そう思ったの」 ハル「…わかった。わたしも行く!」 ほむら「ありがとう」 ほむら(お菓子の魔女が巴マミではなく、まどかたちを狙ったのは予想外だった) ほむら(これまでのことも踏まえて、私も積極的にイレギュラーな事態を引き起こすとしましょう) ハル「でも……『せきわん』ってなに?」キョトン ほむら「…片腕が無い、という意味よ」 ハル「じゃあ何でそう言わないの?」 ほむら「それは……そっちの方が文字が少なくてすむから?」 ハル「そうなんだ」
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