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「わわっ!」 上昇して直撃コースから外れる。 ミサイルを回避して攻撃に移ろうとしたが、背後から衝撃を受けてダブルオーライザーは体勢を崩す。 「う、後ろから……!」 ダブルオーライザーの背後に視線を向けた。 そこにはシルヴァ・バレトの右腕があった。 「え、何あれっ!? 腕が伸びてる!?」 綾乃が目を見開く。 シルヴァ・バレトが右腕を翳したと思ったら、突然伸びてダブルオーライザーの背後に回り攻撃を加えたのだ。 「あれはそういう機体なんだよ。有線式で腕を飛ばせて死角から攻撃が出来るんだ」 Uが説明する。 彼女の言う通り、飛ばされた腕の付け根とシルヴァ・バレトの上腕はコードによって繋がれていた。 体勢を崩したダブルオーライザーをスラスターを噴かせて立て直したあかりは、向かい側にいる京子を見据えた。 「い……いつの間に発射してたの」
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