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Uは自分と互角に渡り合ったのがあかりだと知る。 それと京子が嘘をついていた事も……だが、問い詰めるつもりはない。 今は京子が本音をぶつけ。あかりが受け止めようとしているから、自分が二人の間に水を差すつもりはない。 あかりならきっと何とか出来るだろうと期待し、胸の内に留める事にした。 「大会終わった後さ……急激に強くなっていくあかりを見て、怖くなったんだ。いつかわたしを追い越して行くんしゃないかって……」 口にして京子は操縦レバーを強く握る。 正直な所この先を言いたくなかった……言ってしまったらあかりを傷つけてしまうから。 しかし、ここで逃げたらギムに結衣に……自分を心配してくれた仲間達を裏切ってしまう。 そうしない為に……決めたのだ自分の気持ちに逃げずに向き合おうと、皆の期待に応えるように京子は口を開く。 「何でわたしより後に始めた癖に強くなってんだって、お前の才能にどんどん嫉妬してたんだよ……それが嫌だったんだ。親友にそんな感情持っちゃった事が」
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