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高橋「……………!」 ラハール「何だその目は。俺様が憎いのか?」 高橋「この悪魔め、僕と同じ苦しみを味あわせてやる…!」 ラハール「ほう。どうやってだ? 八牧の手から逃げ出せなければ俺様に触れることは叶わんし、もし八牧が気紛れでおまえを手放したとしても、おまえでは俺様を苦しめることはできんと思うが」 高橋「嘗めるな! 僕はな、自分の母親すら殺したんだ。やってやれないことは無い!」 ラハール「…今、何と言った?」ゴオッ… 高橋「!?」ビクッ ラハール「自分の母親を殺した、と言ったか?」 高橋「あ、ああそうさ! 殺した! あいつは僕を抱き締めるどころか目さえも合わせなかった! 僕のことを嫌っていたんだ! だから殺した!」 ラハール「……」 ラハール「八牧、そいつを投げろ」 八牧「何?」 ラハール「プリニーは投げると爆発してHPが0になる。ただ運ぶなら、その方が効率的だろう? 治療費も1ヘルしかかからないしな」 八牧「なるほど。わかった」ブンッ 高橋「!? やめ(ry」ヒュー ボッガーン! ラハール「よし、高橋を回収して、優樹たちと合流するぞ」 八牧「ん」 ラハール(母上…) ◆ プリニー教育施設 ヴァルバトーゼ「ありがとうラハール。協力を感謝する」 ヴァルバトーゼ「それでは約束通り……フェンリッヒ、出発の準備を」 フェンリッヒ「は…」 ラハール「いらん」 ヴァルバトーゼ「何?」 ラハール「約束は破棄する。おまえはプリニー教育係として、高橋をしっかり教育するといい」 ヴァルバトーゼ「…いいのか?」 ラハール「ああ。高橋と話してみて、こいつには色々と教育が必要だとわかった。一刻も早く一人前のプリニーにしてやれ」 ヴァルバトーゼ「わかった。では仕事を優先させてもらおう」 優樹「ラハールくん、いいの?」 ラハール「ああ、と言っただろ。行くぞ」 スタスタスタ…
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