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百で生む、百裂ブロー、韻百個、連韻百個、連続で踏める、全部韻を踏む、全部を踏もう、全を踏んでく… 一言で解る“踏む”意匠の浅ましい嵩増し。 数だけ取り柄の薄い毒、総論は正に如何様師。 質を放棄した「俺」「それ」妥協と懊悩の印、 被っている「事実」ごと是を逸れた凶徒を罵る詞。 全部韻を踏む デンプシーロール“の” 原文にも矛盾、 自縛で自爆、妙技の手厳しい奇人の機能的非識字。 手前勝手なテーマを描いて闘志の気高い蝉蛻、 狡く息継ぎをし空想へと押し退けた蓋然性。 表向きは押韻へ寄り添った一途らしい人間像、 内実はそれに対してのみ依存体質な死に化粧。 厭わず、ディスの存在さえ疎らな韻を投稿。 「韻とは踏むだけではない」そう再三学ばない男。 「日々踏み抜く」この心意気や試みは宜しく 毛頭無い、未踏へ立ち入る事の批判の余地。 だが、技量に不相応な意地を据えて率いても 粗への免罪符、とは成り得ない挑戦的美点。 今や悪い意味で個性派な都合の良い画法を、 誇らしく自らのロゴスへ放つ頃、因果応報。 無理が祟った輩へ、堂々と息を吸い独創。 拳も脚も無駄に乱れない一挙手一投足。 俺を前に魔物が踊る愚かな黄泉路の群像劇、 幕を切るはスタイルの檻の中を身動ぐ初撃。 真に洗練された筆を執りて辣腕を振るい、 滾らせ、敵の全てを薙ぎ倒すliterature of ruin.
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