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今や目新しいライマーも数多居るモダンタイムス、 集うルーキー、多様なスタイルも謳ったイズム。 時には腐り、時には新鮮なその死屍累々の上。 韻詩を生き血で塗れた行路に記し抜き頂点。 いざ相対すればチャンピオンは羊頭狗肉の看板。 物陰にて幾ら吠えようと空理空論が奪う、 その先手の取り柄に容易く勝る衝動とパルス。 二つのブロックも思うまま颯爽と突破する。 「争う必要あるの?まあいいか金貰ったし」 「童貞奪うよ?チンポならすぐ近く」 フリートークで場を繋ごうと筆致が与太話、 ハリボテの性描写、譫言に血迷うあらまし。 無為に喚声のファンファーレばかり聞かす、 後の文言へ活かせぬノウハウは劣化版KIRIKA。 「これは無秩序な戦、容赦しないよ?」 「お前、劣化版ゴオウイン?」 物書きは濃密な言葉に生き、織り成す空間の中。 しかし何と低俗か、僅か二行に圧縮可能な滓。 浅薄に踏み通す後半、哀れに頑張った知能。 事実、やっている事と言えば劣化版たちの。 寡少な意も希望的観測で一旦浸したインク、 毒で編み上げたベールの裏、痛々しい体躯。 恨まないとこうも脆いのなら喜んで買うぞ? 今一度見直せよ、初稿の展開図を。 ただの草バトルと大きくハードルを下げる男。 築いた高みから冷酷無残を象るもバベルの塔、 そんな腑抜け面を成敗するタイトルマッチ。 さぁ、 どんどん晒せばいい。醜態とルサンチマン。
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