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VAVA「ん」 アイラ「あ」 市庁舎から出てすぐに、アイラと出くわした。アーマーを着ておらず、私服だった。 アイラ「VAVAさん、こんにちは」 VAVA「ああ。今日はどうした?」 アイラ「お父さんがお昼のお弁当を忘れちゃって、それを届けるところです」 あはは、苦笑いをするアイラ。 VAVA「市庁舎で働いてるのか?」 アイラ「うう…じゃなくていいえ。銀行です」 VAVA「銀行…」 そう言えば、そろそろディフレクターが持って歩くには少し邪魔な量になってきたな。預けるか。 VAVA「そうか。しっかりやれよ」 そう言って銀行に向かって歩き出すと、なぜかアイラは俺の歩幅に合わせてついてきた。 VAVA「…何やってんだ?」 アイラ「VAVAさんも銀行に行くんだよ…ですよね? だったら一緒に行きましょうよ」 VAVA「…勝手にしろ」 俺は顔を背けて再び歩き出す。 アイラはというと、嬉しそうに笑っていた。
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