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皆が賛美の声を送る。 が、ここであかねが異変に気づく。 「……あれ、さっきからあかりが何も喋ってない。どうしたのかしら?」 あかりは不気味なまでに無言を貫いていた。 おかしい。普段なら何か返答をするのに何かあったのだろうか。急に心配になりあかねはあかりの方へ移動する。 「って! あかり何をしてるの!」 あかねは表情を驚愕に染めた。何事かと思い京子達もあかりの元へ。うまるは操作を放棄してあかりの側へ急いだ。 そして彼女達の視界に映った光景は……。 「……んー。んー!」 口を閉じて息を止めて顔が髪色と同色となったあかりが今にも気絶しそうに白目を向いている姿だった。 「ちょっ! 息をして息を!」 「ぷはーっ!」 ちなつがバンっと背中を強く叩くとその衝撃であかりの口が大きく開いた。
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