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翌日、見滝原中学 早乙女「というわけで、転校生の暁美ほむらさんです。みなさん、仲良くしてくださいね」 ほむら「よろしくおねがいします」ペコ さやか「へー、すごい美人じゃん」 まどか「きれい…」 ほむら(よかった、まどかは無事みたいね…)ジー まどか「…なんか、すごくこっち見てる」 さやか「なんだろう、感じ悪いなぁ」 ほむら(今回の転校初日はおとなしくしておきましょう……あいつと長々と話さなくちゃいけないから) ◆ 放課後、どっかのビルの屋上 QB「……………」 QB「…おや」 ほむら「……」 QB「君は……暁美ほむらというんだね。契約した覚えのない魔法少女に会うのは初めてだ」 ほむら「私のことなんてどうでもいいわ。それより、聞きたいことがあるの」 QB「何だい?」 ほむら「おばけ、と呼ばれる存在について、あなたたちはどの程度関わっているの?」 QB「調査をしている程度だね」 ほむら「それだけ?」 QB「ああ」 ほむら「どこまでわかったの?」 QB「最初は魔女や使い魔から派生したバグだと思っていたけど、まったく違う存在みたいだ。いつ、どのような理由で発生するかは不明だね」 QB「おばけ、というからには、元は生き物なんだろうけども」 QB「特に、よまわりさんと呼称される個体については、本当にわけがわからないよ」 QB「おばけが人間を襲う理由は、基本的に無い。でも、よまわりさんには理由があるみたいなんだ」 ほむら「どんな理由?」 QB「おそらく、『夜の恐怖から子供を守る。例えどんな手段を使っても』」
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