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夏。 部活帰りの後輩と先輩。 それが、僕たちの体裁。 「大会近いからね。」 と午前中で切り上げられた練習の帰り道。蝉がやけに賑やかで。陽炎に誘われたその先に見える豪邸。 「ここ。」 先輩の指が指し示す方へ視線を向けるだけで顔が熱く高揚して、身体中の熱が39度を越える。 「家の中だぁ...」 いくらエアコンが効けども言葉に気は利かない。話したいことは山ほどあったのに口が開きやしない。 「タイムはどう?伸びた?」 先輩から話題を振ってくれてホッとした。のも束の間、下手な相づちばかりで性懲りなく。 水泳部員の悪い癖。息を止めて動悸。だって少しでも気を抜けばその眼光に溺れそうにーー 僕の弱い心臓が弾むまでの... 卑猥で甘い...... 「まずウチさぁ、屋上あるんだけど... 焼いてかない?」 湿った水着に再び脚を通す。自分が何をやってるのかさえもはや脳内の奥。 「オイル塗ろっか」 なんてタイトロープ。あぁもう止まらない。 僅かな理性と爆発する感情の戦い。 僕よりもずっと筋肉質で秘密裏に禁忌を教えてくれるチーティングスキルに溢れた厚い手が僕の股間に伸びる。 先輩...僕は知りませんでした。 僕たちのディックは こんなにもビッグ...! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 目が覚めると僕は、 地下室にいて、 理解する前に、 痛々しい表情で、 覆い被さる、 先輩の、 それはそれは、 大きな二つの、 エンブレムボールと、 説明不要の、 ボッキマグナム。 「マズいですよ!」 かろうじて口は開くが、同時に脳裏に過る。 【失いたくない】 「いいだろ遠野!」 野獣と化した先輩。 いや。「と、僕」がタブーを犯した展開。 これまで幾度となく積み重なった葛藤。 普遍的なものに流され失った過去。 咎を背負い箍は緩み、新たな場所。 「お前のことが、好きだったんだよ!」 高まったホモワイ 「やだっ...なんか迸るっ...!」 「イグゥ!!アァイ!?おほぉぉぉ!!」 以上、 淫 夢 第 四 章 。 ホモエピローグ 「これはレイプ物じゃなく新しい和姦だね。 「やっぱ四章は【純愛】はっきりわかんだね。」
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