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親密なのに?否。辛辣を親密だからこそ謳い、 馴れ合いを排し、正鵠と真に繋がった構造体。 片や乱雑なモノクロが生温い走路にて逝く、 空けた休符に筆力の絡まぬ羸痩のリテイク。 喚けば根拠不十分、痩躯?臆病者?支離滅裂。 粗末なレッテルは自らの首を諸に締め付ける。 速筆が求む「more time」頓珍漢な時間軸。 とっ散らかった意匠を投じる、哀しい含蓄。 自由と混沌を見紛う様な腕、コアに欠く理性。 コミカルのじたばた、拙いカートゥーンは実動。 終いに居直れば「何でもあり」がクリシェ? 塵が流浪した破綻、空転のcan-do attitude. 勢い任せの魂にて歪み合う途方も無い瑕疵の、 態とと銘打つナンセンスピーキースティーロ。 急降下したハードルでアートフォームを蔑ろ、 延々そんな技を留め陰鬱な製図に引き摺っていろ。 殊更シンプルを象ったと進歩を誇示しようが、 所信表明のフローが辿々しいコンポジション。 妥協の映る“不完全”に向上心を欲す終着地点。 下卑た降志辱身に騒々しい本筋は朽ちていく。 萎縮した等身には爽快なオメガすら無いか? 見据えるは完全体、何かを目指すからには。 右向け左の先、安直な個に甘んじぬ公明正大、 レトリックの妙味は文章中を舞う人工生命体。 磨いたと語れば虚飾も甚だしいオブジェクト、 自己矛盾の真打が放った恣意を防ぐトーク。 軟弱な色物は磐石を翻弄出来ず、轟く辞世。 俺は確かな基調に積んだ、テキストの独自性。
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