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どれだけ戦を重ねたとて戒驕戒躁、そして 悠然と超える、弱者では通れない境界線を。 雰囲気で〜だの無傷だのそのイメージに募らせる、 衝撃の欠片も無い、仮定と既成事実の羅列。 その杜撰な修辞が、威張るには口下手な男と 表面にごく一辺倒な極意へと朽ちれば尚の事、 蔑まれる凡夫にも劣った末路はジョン・ドゥ、 それこそ価値の毛頭ないマントラの渦。 俺なら確かな思考と手腕とを結んでイマジン、 それは虚ろな桃源郷を壊すドゥームズデイマシン。 また、寧ろその“愛”などは各々が持つ可能性で、 自信や信念となり深める目下のセンテンス。 では君は?陳腐な志「前人未踏で“ありたい”」 鼻を伸ばす前に個を生成せし道を描きな。 未然形のワナビーなら正に幾らでも居る。 血に自惚れる王道は空回り、一過性のイル。 一節一節へ拘り詩を組織するドレスコード、 それは慢心を捨て未来を進み、照らすスティミュラス。 流石ルーキー、敗走をよく知らぬ経験値不足。 殺し足らないその欲心、間抜けへ蹴る筆力。 突き詰めた比類無き技術でテキストを綴り、 その上に掲げる主張も引っ括めて実力主義。 この期に及んで些事でしかない向き不向き、 経験や糧として、幾多の対蹠が馴染む傷口。 俺は星の黒白に囚われない矜恃で彩る表現者。 今日も言語遊戯に興じて韻と論を広げるさ。 ただ傲慢でしかない、不細工な価値観は罪。 既に透けて見える、内面の幾らか違う厚み。
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