本文コピー
▼本文
いつも君を見てきたんだよ 君が産まれからは刺激ばっかの 毎日でそれなりに一苦労も あったけどこのシを今日君に贈ろう 僕も気付けば肌はシミだらけで 今更どこが汚れてだの気にならねえ それでも外見だけは一丁前にと 整えて待っては『いつもおかえり』 多分聞こえてなかったかもしれない ごめん君の事になると心が過度に狭い でも帰ってくるのが深夜になるなら 幾ら友達といるだけでも心配なんだ 怒ってないさ離れるのが寂しいだけだ それでもこれまでは毎日会えた やっぱり寂しいよ大学で一人暮らし 残るのは屋根の下に夫婦きどり二人 そうだ見てよこれは落書きの跡 その時期から僕はイタズラに戸惑う ここは雨漏りした日の汚れた跡 毎日壁あてをして夢にと燃えた箇所 まだ沢山の思い出が染み込んでいる 数え切れないほどある君との青春 これでもまだまだ話し足りない この先も君をズットハナシタクナイ いいんだ姿や年齢はそのままで街から 出なくて良いしモウワカレハイラナイ 息子の血溜まりでシミを作ってまた サイゴノサイゴニヒトツフエタナ 響く鳴き声とサイレン 犬とパトカー コレカラモズット イッショダヨナ
スレッドへ
日間
週間
月間