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杏子「そっか…」 杏子「つーことで、さやか。コトワリさまを憎むのはおまえの勝手だ」 杏子「でも、復讐しようなんて考えるんじゃねえぞ。コトワリさまだって被害者なんだ。それに」 杏子「あたしやハルみたいには、なりたくないだろ?」 さやか「…!」 さやか「何だよ。唐突な過去語りが始まったかと思えば、遠回しにあたしを否定するわけ?」 杏子「そうじゃない。あたしだって、神様に不満はある」 杏子「だけど、相手は腐っても神様なんだ。魔女やおばけよりも、ずっと危険なんだよ。もうちょい落ち着いて対処してくれ」 さやか「……」 さやか「話は終わり? あたし、帰らせてもらいます」 ハル「ちょっと待って!」 さやか「ハルちゃん?」 ハル「みんなに聞きたいことがあるの」 マミ「聞きたいこと?」 ハル「ワルプルギスの夜って、知ってる?」 まどさや「?」キョトン ほむマミ杏子「( ゚д゚)」 杏子「ワルプルギスの夜!? その名前、どこで聞いた!?」 ハル「病院で魔女が出たあの日、マミお姉ちゃんに言われて帰る途中でよまわりさんに会ったの」 ハル「その時によまわりさんが落とした紙に書いてあったの。ワルプルギスの夜って」 マミ「その紙、今も持ってる?」 ハル「うん。ほら」スッ 杏子「ちょっと貸してくれ!」 杏子「…確かに、ワルプルギスの夜って書いてあるな」 さやか「ねえ、そのワルプルギスの夜ってなんなの?」 マミ「最強最悪の伝説の魔女のことよ。ずっと昔から存在してるっていわれているわ」 さやか「うへぇ……マジですか」 まどか「でも、どうしてよまわりさんは、その名前が書かれた紙をハルちゃんの前に置いていったのかな?」
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