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その後、アイラの必死の説得で、アイラのおふくろはなんとか落ち着きを取り戻した。 アイラの母「……」 が、多少警戒の入り混じった目で俺を見ている。 アイラ「VAVAさんも黙ってないで、お母さんに挨拶してよ! じゃなくてしてくださいよ!」 VAVA「ああ」 VAVA「VAVAだ。よろしく頼む」 アイラの母「…ええ」 アイラの母「アイラ、ちょっと台所で人参の皮を剥いてきてくれる?」 アイラ「え? うん」 部屋の奥にアイラが消えたのを確認すると、アイラのおふくろはこう切り出してきた。 アイラの母「あの子に何をしたの?」 VAVA「俺に自分を強くしてほしいと頼んできたのはあいつの方だ。なら俺は、俺のやり方でそれに応えるまでよ」 アイラの母「あの子はっ…!」 VAVA「昔歩けなかったことなら、おやじの方から聞いた」
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