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とおやまさん みなさん こんばんわ とおやまさん スカイキャンサーはしっかりした赤道儀で、やはりタカハシならではの造りが良いですね。 基本構造は、当時のデパート望遠鏡と全く変わらないのですが、念入りな造りで精度が高いですね。 たとえば、クランプを締めたときのガタの残り具合が、ミザールやアストロなどと比べると全く違うんですね。 隙間公差が圧倒的に小さいです。部分微動を動かした際でも、移動方向がズレないので快適です。 隙間公差の大きいデパート望遠鏡は、移動方向と直角方向にまず逃げてから移動を始めるので視野からズレたとりしますよね。 以前、ミザールのCX-150を使ってみて強く実感しました。ケンコーとかアストロの古いのもそうでした。なので、いくらウォーム軸などの嵌め合いを小さく締めても無駄だと知りました。 惑星の写真撮影の場合は、400倍相当の視野での撮影になるので、デパート望遠鏡では、導入そのものが無理かなと思います。 FCT-76にはビクセンのSPDXを充てました。 この赤道儀はタカハシと同等の嵌め合い交差で、クランプの効きが素晴らしく良いのと、締めても像がシフトしないので快適です。 タカハシ以上に強度の高い極太の鉄製極軸が良い反面、ウォーム軸が真鍮で、軸のハウジングもアルミ鋳物製でかなり柔らかいので、使っていくうちに緩んでしまいますね。 そこが少し残念。 でも、SPDXも再整備すれば、素晴らしく良いレスポンスになります。緩むまでのしばらくの間は十分使えます。 私の持っている数少ないGOTO赤道儀なので、貴重です。 スカイキャンサーは、真鍮+メタル軸受けに鉄製ウォームギヤなので、強度・耐久性が、デパート望遠鏡とは、もうまるっきり違います。 しかし、赤径の部分微動が出来ないので、高倍率での導入は難しいですね。 観望する分には、クランプで位置決めできるので良いのですが。
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