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コメトさん XP-3.8は良いですか。 僕は未だに持っていないので、未練があります。 設計は、ペンタックスの阿部さんで当時スカイウォッチャー誌に記事がありましたよね。 でも記事ののライターの人の説明が回りくどくて、全く内容が理解できませんでした。 阿部さんは、今はレンズコンサルタントで独立して仕事をしてますが、こちらの天文クラブに居ます。先日も会ったばかりですが、今は忙しいとかでほとんど東京に居ると言っていました。 ビクセンのHRアイピースの設計の方は、今年になってタカハシに移籍したとのことです。それでHRアイピースの製造はやめてしまったのかもしれませんね。面倒を見れる人がいなくなって。 ビクセンのHRアイピースは、僕は2.0mmと3.4mmを使っています。 が、 コメトさんの言う通り、相性がありますね。 概して、大口径の望遠鏡では倍率が高すぎて、コントラストが低くなります。 たとえば、マクストフに使うと1000倍を超えますし、15cm屈折でも500倍を超えます。 ここまで拡大すると、シーイングの拡大確認レンズみたいになって、日本の環境では使える機会が皆無ですね。 焦点距離640mmの10cm屈折でもまだ大きいです。 ところが、 相性抜群なのが、FC-50とFCT-76だと使ってみて分かりました。 これらだと、焦点距離が400とか500mmで、 倍率が200倍くらいなので、使える機会がずっと増えます。 それと口径が小さので、シーイングの影響度合いがかなり少なくなるのもあります。 このあたりと組み合わせて使えば、非常に見やすくて像も大きいので、楽しくなります。 実は小型望遠鏡用だったんですね。 写真は、昨晩時間の少し早い時間帯にFCT-76にHR-2.0で撮影した火星です。 子午線の湾やマリネス渓谷、太陽湖が見えていて、肉眼で見ると、ジャストこんな感じの見え方でした。 南極冠がまだ小さく小さく輝いていてかわいいです。8月に比べるとずいぶん小さくなりました。 肉眼だと滲んだり歪んだりして一瞬しか見えない模様ですが、静止画にすると改めて見えていたものが確認できて楽しいです。 しかし、昨晩は出張から戻ったばかりなのと、寒かったのでスケッチをする気力がわきませんでした。(笑 それと、撮影の前に、いちどSPDXの赤緯軸ウォームハウジングを取り外して再調整していたので、それに時間をとられてしまいました。
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