本文コピー
▼本文
とおやまさん コメトさん こんばんわ 実は、アトラクスは、システム90Sの剛性アップグレード版として昨年入手しました。 ところが、世評とはまるっきり逆で、ふにゃふにゃの機械らしいと使ってみてわかりました。 極軸と赤緯軸の材質が鉄で、しかも径の大きい厚肉のパイプなのは良いです。 現行のアトラクスは、アルミパイプ、タカハシJPは、真鍮の極軸で細いですから、それよりも良いと思います。しかも支点間距離が比較的大きい。 ウォームホイル径は、90Sより大きいのでそこも良いです。 でも海外のものから比べると全然です。 概して日本の赤道儀は、支点間距離が短く、ウォームホイール系も小さく、 機械設計の思想としては、間違っているものが多い印象です。 「軽量な金属使用量で最大の剛性を得る。」というものとは正反対だからです。 その点、最近のスカイウォッチャーEQ8などは遥かに合理的な設計に見えます。 アルミの使用も悪いわけではないのですが、応力分布や変形を考慮したものになっていないのがビクセンでしょうか? ビクセンの最新の機種を使っていた、クラブの若い人が、「冬になり温度低下するとうまく動かなくなる。」とクレームを付けたら、「動作範囲は、保証書に書いてある温度範囲ですから、それ以外は保証外です。」と言われていました。これは本当の話。 旧アトラクスは、今グリスを交換し、当たり調整をして組み直しています。コントローラーは、NS-5000に交換して、自動導入に対応させます。 もう一台ある旧アトラクスは、ウォーム軸廻りとモーターを交換し、剛性を上げて、コントローラーは、ドイツ製のMTS-3とします。 2台あるのは、部品取り兼三脚用に入手したのがダブったからでした。どちらも中古市場ではとても安いんですが、ある意味価格相応かもしれません。
スレッドへ
日間
週間
月間