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京子は手をひらひらと、振る。五人は結衣達がいるBブロック会場に向かう。 「あ、そうだ。ちょっと気になったんだけど……」 少し行ったところでちなつが足を止めて訝しげに真依を見つめる。 「あなた……誰?」 「「「……あ」」」 四人は同時に声を発した。そういえばちなつに真依を紹介するのを忘れていた。 ◇ Aブロック一回戦第二試合。 戦いの舞台はコロニー内部。櫻子と向日葵の因縁の対決は互いに激しい攻防戦を繰り広げていた。 「ーーーく!」 向日葵が操るリゼルが後退しながらライフルの引き金を引く。 「ふはははははっ!」 櫻子は高笑いを上げた。何故なら彼女のガンダムAGE-1タイタスがリゼルの攻撃をものともせずに突っ込んできた。タイタスの分厚い装甲がビームを弾いたのだ。 「厄介な硬さですこと……ここは距離をおいてーーー」 「そうはさせるかッ!」 「なっ!?」 タイタスはそこら辺に散らばっている瓦礫を掴み。その豪腕に任せて投げつけた。
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