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「そんな攻撃ッ!」 向日葵は投げ飛ばされてきた瓦礫を回避する。 「かかったな!」 「なっーーー!? 今の瓦礫はまさか!」 向日葵が目を丸くする。リゼルが攻撃するより先にタイタスが得意距離まで接近していた。 その時向日葵は理解した。あの瓦礫は当てる目的でなくわざと回避させる為に投げたのだと、リゼルはタイタスより機動力が優れている。普通に速度で挑んだら追いつけないだろう。 瓦礫を避けた一瞬のうちに即座に相手の懐に飛び込んだのだ。 「うらぁっ!」 タイタスの腕装甲が開き、そこからリング状のビームが発振される。タイタスの武装の一つビームラリアットだ。 豪腕を振るいリゼルの胸部に叩き込んだ。強大なパワーで放たれた一撃はリゼルの上半身と下半身を分断させる。
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