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ほむら「夜の恐怖から子供を守る?」 QB「よまわりさんの行動を見ていると、そう思えてくるんだ。あれは、子供が夜の世界に進もうとすれば阻んでくる」 QB「それに、よまわりさんは他のおばけからは避けられている。それはつまり、よまわりさんが見張っていれば、おばけに襲われることはないということ」 QB「挙げ句、よまわりさんは魔女や使い魔を倒すことさえあるんだ」 ほむら「魔女や使い魔を倒す…」 ほむら(そうか……魔女が少ないと感じたのは、よまわりさんが原因だったのね) QB「でも自分の意向にそわない子供には攻撃するし、知能はあるようだが言葉を話さないから当然説明も無い。そもそも彼自身もまた『夜の恐怖』だ。無駄と矛盾も見られる」 QB「結局、よまわりさんが何を考えて夜から子供を守ろうとするのか、なぜ他のおばけと違う「よまわりさん」という存在が誕生したのか、わからないことの方が多い」 QB「まとめると、『どちらかと言えば僕たちにとって邪魔だけど、すぐに手を打つべきでもない存在』かな。そもそも倒しかたがわからないしね」 ほむら「……………」 QB「もういいかな? 僕は移動するよ」 ほむら「どこへ行くの?」 QB「勧誘だよ。マミが魔法少女の素質のある人間と接触したみたいなんだ」 ほむら「私もついていくわ」 QB「そうかい」 ほむら(他のみんなに、この世界の夜がどう見えているのか――それを知ってからでも遅くはないわね)
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