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VAVA「『WILY's BOAT』…。ここか」 店内に入ると、カウンターの奥に口ひげを蓄えた頭頂部のハゲた老人の姿を見つけた。 VAVA「あんたが、ここの店長のワイリーか?」 ワイリー「そうだが、お客さんかね?」 VAVA「そうだ。俺はVAVA。サブゲートに行くためにボートを借りたい」 ワイリー「ほぉ。ディグアウト目的でボートを借りたいという客は、久々だ」 ワイリー「いいだろう。この鍵と同じ番号のボートに乗って行くといい」 VAVA「すまんな。代金はこれで十分だな?」 ワイリー「ああ」 代金を払い、鍵を受け取ると、俺はさっさと船着き場へと足を運ぶ。 VAVA(それにしても、『ワイリー』か) たまにゼロがそんな名前を無意識につぶやくことがあったが……まあ、偶然だろう。
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