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「危ない危ない……しっかし、やっぱ強いな……」 前を見据える。バスターライフルを構えたリボーンズガンダムが再び引き金を引いた。 「おわぁっ!」 首を少し傾ける。ビームが頭部を掠めて微量なダメージを負った。あおいは続けてシルヴァ・バレトに狙いをつける。 「ぬおおおおぉおおおっおおおーーー!!!!!!!」 正確に休む暇を与えない無慈悲な連続攻撃の前に、京子は一目散に逃げて物陰に隠れる。 「はぁ……はぁ……マジ辛い。降参して帰ろうかな……」 京子は思ったことを呟く。勝てる見込みの少ない相手……リタイアも考えたが、すぐに弱気な考えを消し去り肩を竦めた。 「なんて言ったら皆に怒られるなぁ〜……」 脳裏に浮かぶ仲間の顔。せっかく立ち直らせてもらってここまでやって来たのだ。そんなみんなの思いを無駄にする行為はしたくなかった。 「……っ!? よし!」 京子は自分の頬をおもいっきり叩いて気合いを入れる。そして、物陰からシルヴァ・バレトが躍り出た。 「……っ!」 相手の姿を見つけ、即座に攻撃に転じるリボーンズガンダム。
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