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兵士A:今日は…風が騒がしいな… (地表で広がる戦禍の声に右腕の義手が震え疼く。既に召集命令が掛けられているにも関わらずその緊張感を物ともしない様に自前の砲剣を担ぎ別の目的の為、地下通路の奥へと歩み進んでいると先程の独り言に重なるかたちでふと後ろから同じく両刃の巨大な槍を携えた同僚の女兵士の凛とした、それでいて何処か憂いを秘めた声が重なり) 兵士B:でも少し…この風…泣いています… 兵士C:急ぐぞ…どうやら風が街に良くないものを運んできちまったみたいだ… 兵士A: 急ごう…風が止む前に…! (通路の奥、扉から出てくる少女の姿を確認しその身柄を確保するべく近寄ろうとするものの情報にない少女以外の人影を不穏分子と判断し若干歩む速度を落とすと途中合流を果たした亜人の血の交じる逆立った金髪の兵士と共にそれぞれ砲剣、槍、片手剣と武器を構え) 兵士D: Σおい、ヤベーって!そこのコンビニポテト半額だよ、行こーぜ! 兵士B: ふんぬぅっ!! 兵士D: Σなんでっ!?
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