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とおやまさん みなさんこんにちは 昨日、夜になったら晴れたので、久々に10インチマクストフを持ち出して惑星の撮影をすることにしました。 何か月か前に惑星撮影したのですが、やりかた、またまたすっかり忘れてしまいました。 その前に、まず、パソコンで撮像ソフトが起動しないというトラブルがありました。 再ダウンロードして再インストールしてもダメです。 こんなバタバタしている間に木星と土星は隣家の屋根に沈んでしまいました。 仕方ないのでパソコンを変えると、何も問題なく起動します。 Windowsのなせる技のひとつなのでしょうね。目に見えないパソコンの設定が個体によって異なるんですよ。同じ世代の同じCPUであるにも関わらず。 アトラクス赤道儀ですが、今回改めて、「ダメだこれは。」と実感したのが、剛性の低さ。 見かけはゴツイのですが、肝心の中枢の肉厚や強度が低く、クランプを締めてもぐにゃぐにゃ動くのです。 シャーシは、モーターハウジングのカバーを留めているネジの締め具合で、ハウジングが歪み、ギヤの当たり具合が変わるとという柔らかさなんです。 これでは「おつり」が多くジャストの位置に惑星を導入できません。 ピント合わせもままならないので、たいへん困ってしまいました。 このあたりは、去年載せていたタカハシ90Sとは雲泥の差です。 あちらは500倍をかけても心静かにピントを合わせられるのですが、こちらは手で押さえていないとダメという感じです。 いや、本当にそうしました。 左手でカウンターウエイトを抑え振動を吸収させて、右手でピントノブを回します。 押さえつけると移動する惑星の位置を想定し、あらかじめずらして手動導入します。 コントローラーは、基盤が劣化しているのか、不安定で動かなかったり動いたりです。2つ個体を持っていますがどちらもです。 惑星観測などで、良くみなさんこの赤道儀を使いこなしていたなあと感心しました。結局高倍率の接眼レンズは使うことができず、16ミリの接眼レンズで妥協しました。 ショップの方から、「旧アトラクスは設計が悪く剛性が低いですよ。」と言っていた意味が良く分かりました。 ともあれ、なんとか撮影にこぎつけ、かろうじて火星の撮影をしたのがこの写真です。 気流で踊るような状況でしたが、瞬間的にフッとこのような模様が現れて思いのほか良く見えました。
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