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とおやまさん みなさん こんばんわ 今日は帰宅して夕食をとり、すぐ仮眠して、先ほど起きました。 昨日のデータを取り急ぎ現像し、何が起こっているのか確認してみました。 カメラは、APS-Cの冷却カラーCMOSで、-25度まで冷却して撮像しました。 望遠鏡は、10インチ・254mm、レデューサーを付けて0.67倍・焦点距離2200mmあたりだと思います。 レデューサーは、25cmアストロフィジックス製マクストフのために製造されたので、たぶん相性が良いだろうと考えました。 マクストフもレデューサーも光学設計はウクライナのバレリー氏だそうです。 星像は見てのとおりで、甘い画像です。 ピントは酷く外れてはいないようです。 周辺に少しコマがありそうにも思いますが、 中心の明るい部分が偏芯しているので、その影響の可能性は高いです。 ガイドグラフを見ると2秒角の範囲で星が乱れていました。 気流の速い動きに追尾出来ていないんです。 星雲の潮汐デブリがどの程度なのか白黒反転したのも作ってみました。 ようやく微かに微かに写り始めています。 やはりレデューサー付けたとしても、F9だと不利ですね。 星像が肥大したのは、 1.ピント位置が撮影が進むにつれて変わった。 2.大気の気流状態が朝方になるにつれて悪くなった。 3.そもそも秋の偏西風で、気流が酷く悪い。 4.ピクセル当たりの視野角は、0.37秒くらい。 シーイングからすると、4倍くらいオーバーサンプリングになっている。 今は、これを改善するためには、AOが必須だろうと考え始めています。 あとは、ピクセルサイズの大きいCCDにしてビニングする、など。 解像力は、シーイングで頭打ちとなっています。 NGC474の潮汐デブリが微かなのは、単純に露出時間が足りないのだろうと考えています。 撮影に成功した人のブログを見ると、とんでもないくらいの総露出時間なんですね。 それに加え、今回はノーフィルターで光害の背景があります。 フラットとダークの引き算もしていないので、背景に多大なノイズが残っています。 フラットを充てるとだいぶコントラストは上がるだろうと想像しています。 それにしても、カセグレン系の2インチスレッドというのは、酷くビネットが大きいですね。
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