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ハル「コトワリさま!」 コトワリさま「……………」 ハル「ダムの底に沈んだ村でのこと、覚えてる?」 コトワリさま「……………」 ハル「あの時、私、言ったよね。『あなたなんか怖くない』って」 ハル「今でもそうだよ。もう、あなたは怖くない」 ハル「あなたはいつだって、人間の呼び掛けに応えていた。私の前に現れたのも、私が『あの言葉』を言ったから」 ハル「どんなにおかしくなっても、それだけは変わらなかった」 ハル「あなたは確かに、自分を都合よく扱った人間に怒っているのかもしれない」ゴソゴソ ハル「でもそれ以上に、あなたは人間が好きなんだ!」つ 藁人形 ハル「あんなやつの洗脳に負けないで!」コト ハル「――もういやだぁ!」 コトワリさま「!!」 ジョキン! さやか「おっしゃあああ! コトワリさまがハルの呼び掛けに応えた!」 マミ「洗脳が解けたのね!」 杏子「沙々、これであたしたちの勝ちだ!」 沙々「――」 沙々「どうしてみんな私を見下すの?」 ソウルジェム < パキィッ ほむら「しまった! ソウルジェムが…!」 まどか「え!?」 ◆ QB「ありがとう沙々。君は僕の思い通りに動いてくれた」 QB「他に洗脳能力を持つ魔法少女はいたけど、君なら自己承認欲求を満たすために、必ず神であるコトワリさまに手を出す」 QB「そしてその過程でマミたちと敵対し、魔力を使い果たす」 QB「全て計画通りだ。これで『魔法少女は魔女になる』という事実を突きつけることができた」 QB「君から回収したエネルギーは宇宙の延命のために有効活用させてもらうよ。本当にありがとう」
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