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コメトさん こんばんわ なるほど、確かにそうですね。 フィルムと異なり、アイピースは、ほぼ球面の眼球とほぼ球面の網膜にコンセントリックな形状が収差最小ですね。 ラムスデンは、対物の造る実像を見る虫眼鏡なので、対称型のこの形状がいちばん収差が少ないことになりますね。 逆にハイゲンスは、視野レンズとアイレンズの中間に実像を持ってきているので、像面湾曲や非点収差やコマ収差はキャンセルのやりようが無い。 エルフレやブローセルはラムスデンの発展型ですね。 そう考えると、ハーシェルの使った水晶玉も、色収差を除けばそんな悪く無いですね。 人間の水晶体に対して視野の真ん中付近はコンセントリックですね。 モノセントリックレンズもそれに近いものかもしれないですね。 18世紀の時点ですでに、 「人間の眼の屈折率は水晶体の中で微妙に異なっていて、色収差のない像を得ている。しかも水晶体は非球面となっている。」 と、西洋の人たちが知っていたというのは驚きです。 ヒトの眼の涙は、液浸効果があり、粗面でも誤差はキャンセルできるといいますから、アリエスやツァイスのオイル接着も起源はそこだと言います。 光学系の自由度を殺すほうようりも、精度の底上げを重視した思想ですね。
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