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まどか「ねえキュゥべえ、あなたの本当の目的って、何なの?」 QB「僕たちの目的は、いずれ失われるであろう宇宙の寿命を延ばすこと」 QB「そのために研究を重ねた結果、僕たちは『感情が揺れ動いた際のエントロピー』に目を付けた」 QB「でも僕たちは肝心の『感情』というものを持ち合わせていなかった。だから、他の惑星に住む感情を持つ生命体を頼ることにした。それがこの地球さ」 QB「特に、第二次成長期と呼ばれる年代の女性の感情が揺れ動いた際のエントロピーは目を見張るものがあった。だから僕たちは、その年頃の女性と契約して魔法少女にしていたんだ」 QB「彼女たちが絶望したその瞬間、僕たちが望んだものが手に入るのだから」 さやか「…ごめん。あたしバカだからさ、誰かもっとわかりやすく説明してくれない?」 魔女「魔法少女は宇宙の寿命を延ばすための電池。その電池を使い終わった結果出たゴミが魔女」 杏子「ふっざけんなよてめえ! こんな大事まで『聞かれなかったから』黙ってたのか!」 QB「そうだよ。だけど今は重要なことじゃない」 QB「進化は止められるものじゃない。この魔法少女システムに穴が空いた以上、別の手段を用意しなければやがて宇宙が滅びてしまう…」 まどか「そんな…!」 ハル「ねえ、エントロピーってどういう意味?」 QB「因果――様々なものが結びついた、強い繋がり。そう思ってくれればいい」 ハル「…キュゥべえ、私、あなたの力になれるかもしれない」 QB「本当かい!?」
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