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ハルの故郷の町の山 QB(別個体)「何だここは。膨大な因果が渦巻いている。それも、まどかとすら比べ物にならないほどの。こんな場所がこの星にあったなんて…」 ――おいで QB「え?」 おいで おいで こっちにおいで いっしょにきてあげて かわいそう かわいそう QB(別個体)「この声――脳内に直接届いてくる」 QB(別個体)「この声の主が、ハルの言っていた『繋がりを作る力を持ったお化け』なのかな?」 QB「何にせよ、行ってみなければわからないな。行こう」トコトコ 先に進んでください 進んでください すすんでください 引き返さないでください さきにすすんでください このさきにににににににに おいでおいでおいでおいでおいでおいで おいでおおおいでおおおいでおでいでおいいで ガタッ……ギギィ…… QB(別個体)「きゅっぷぃ」ブラーン… 山の神(深夜廻)「ソウカイソワカウウウイソワイソウカイソワカウウウ」 ◆ QB「――なるほど」 QB「ありがとう、ハル。制御には時間がかかりそうだけど、あの力はとても魅力的だ」 QB「魔法少女システムに欠陥が生じた以上、あの蜘蛛のようなお化けだけが頼りだ。僕たちはあれの捕獲、及び解析に取りかかるよ」 QB「既に契約した魔法少女に関してだけど、アフターケアは後回しにしてもいいかな? 宇宙の寿命を延ばすことが最優先だからね」 杏子「もう好きにしろよ……その代わり、もう人間に迷惑かけるんじゃねーぞ」 QB「何で人間だけなのさ。わけがわからないよ」 QB「でもまあ、人間であるハルに助けてもらったことは事実だ。善処はしてみるよ」ピョイン QB「じゃあね」トコトコ ハル「宇宙のこと、頑張ってねー」ノシ チャコ「わおーん」 ほむら(インキュベーター…)
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