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「あら、どうしたの。金でも寄越せと言ってくるかと思った?」 「……はい。そうとばかり」 「ふふ、素直ね。まあいいわ……もし実現するならお互い悪くない話だと思わない」 「そうですね。あの……そうしたら放送時間はどう分けましょうか?」 「それなら心配いらないわ。もう考えてあるの……あいまいみーが二十八分でごちうさは二分くらいね」 「え?」 チノは自分の耳を疑った。半分どころか放送時間大半を横取りされてしまっている。 「な、なんですかそれ。そんなの横暴じゃありませんか!」 「はぁ? 何を言ってるのかしら……これくらい当然でしょ。一期も二期も売れたんだから三期は二分で充分よ」 「そ、そんなお願い聞けませんよ。この話はなかった事にしてもらいます……早くティッピーを返してください」 「何を言ってるの。これはお願いじゃない。命令よ……ほら、了承しないとこの毛玉全剃りすんぞ!」
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