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「〜〜〜〜〜!!」 突然、遠くで何かの叫び声が聞こえた。 遠くではあるが物凄く大きな声。それも人のそれとは違い獣のような鳴き声。 そして、その鳴き声の一瞬あとに街の一部で爆発による火柱が上がる。 私は慌てて街を見た。 街の中心部で爆発が起きている。 それだけではなかった。 1つ、2つと空を進む火球。 それは重力の影響で地面に落下。 さらに2つの爆発が起きた。 急いで火球の飛んできた方へ目を向ける。 「・・・・うそ?」 私は自分の目を疑った。 そこには極地的な霧が発生していて、その中に巨大なシルエットがあったのだ。 ボールのように丸い体に蛇のように伸びた首。それを支えるアンバランスな四肢。 そこから新たに放たれた火球が霧を吹き飛ばし、影の主が姿を現す。 『気炎万丈怪獣 グールギラス』 あの時、私が作った怪獣だ!!
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