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「わかってねぇな」 別人格が跋扈するインターネット。 同じような別人格がメインターゲット。 想像してはかき消し、反らし続けた世間の目。 俺、いや、コウのネットライム設計緒元。 ただ【異端】であることを望み、 ひたすらにケツを叩いたんだ。 結局。お前と変わらねぇ。 紫煙を辿って血管を細めては、 バカみてーに高みを目指し、赤く顔を染めてた。 いつか、 この隘路がメインストリートとなり、 ネットどころか流行を埋め尽くすトレンドとなり、 いつか、 第一人者として、戦友と酒でも交わしながら、 顔に舞う花弁を避けて「もっかいしますか!」 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 そんな幻想を 信じていた頃から10年が過ぎた。 クラウリー、お前うるせぇわ。無理だ。 半端モンからすり寄られる度に 執念が疼き出す。 底の浅いヒール。 一般大衆を気にしつつアサヒビールでも飲んで可愛い自分の再アピールか。 世間の目? んなモンはなかった。 あるとすれば、満身創痍でズタボロな唄だ。 いつだってHELL。 一般的から逸脱して知られざる最底辺。 居場所を履き違えんな。 自惚れんな。 調子こいてんなよ。 こちとら全て通り越してんだよ。 ファッションで【コイツ】を語る、浅学非才が。 生活に災難が生じてる程、 の割には花見はしたがってんの。 草。 何がしたいの。どこ見てんの。 煙みたいな思考。俺に右倣えで舌が前後不覚。 綺麗事はいいからさっさと腹を晒し、唸り上げてみな。 その出来合いの愛とやらに何が出来るか。
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