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コメトさん 僕の使っているPixinsightという画像処理ソフトは、天文学者の業務用のものとに類似したものなので、「色彩」に関しては、通常の写真とは全く異なった意図で処理できるようになっています。 たとえば、 http://pixinsight.com/examples/M57-CAHA/index.html のように、従来の写真とは全く異なった世界を撮影できるようになっています。 https://pixinsight.com/tutorials/alhambra-rgb/index.html の解説では、「長年人間の眼に合わせた写真捉われるべきではないのでは?」 として、「もっと科学的な視野で星雲の色を把握する必要がある。」としています。 理屈は抜きにして、彼らの創り出した写真は、鑑賞写真として見ても綺麗ですよね。新たな視点を提供してくれます。 この分野に関しては、日本のアマチュアは全く蚊帳の外となっています。日本の天文学者は、電波天文学や物理天文学の世界に居るので、こういう視覚的な分野はたぶん誰もやっていないような気がします。 現在のデジカメは、人間の眼の有機的な色彩ブレンドの手法をトレースしたものなので、あまり科学的なものではない、というのは確かです。 昭和初期のRCAとかコダックが開発したものがベースになっていると思います。MTFやOTFの概念もまさにそれですよね。
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