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アイラ「…でも!」 VAVA「ん?」 アイラ「それでも、私はVAVAさんに感謝してるよ。私がA級ディグアウト免許を取れたのはVAVAさんのおかげだもん」 アイラ「私はVAVAさんのことは怖いけど、嫌いじゃない。嫌いじゃないから…」 VAVA「……」 しっかり俺に目線をあわせ、はっきりとそう言うアイラ。その言葉が嘘偽りでないことがよくわかる。 VAVA(本当に、この島には善人しかいないんだな) VAVA「…ん?」 アイラ「エレベーター、だね」 VAVA「…下は暗くてよく見えないな。気を引き締めて行くぞ」 アイラ「うん!」 アイラがエレベーターに乗ったのを確認してから、俺は下降のスイッチを入れる。 エレベーターはゆっくりと降りていき、やがて広いフィールドが見えてきた。 それと同時に、リーバードの起動音も耳にする。 飛び出してきたのは、狼を模した巨大なリーバード。 VAVA「カルムナバッシュか!」 アイラ「うわぁ! 三体もいるぅ!」
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